2014年7月3日

よく借金やローンを返済する方法に繰り上げ返済って聞きますが、返済方法を確認しても見当たりません。どうやってやるのでしょうか？今はリボ払いにしているのですが、変更できますか？繰り上げ返済という返済方法がない会社では利用できないのでしょうか？

繰り上げ返済は後からするもの！！返済方法での選択はない

まず、どんな貸金会社を利用していたとしても、返済方法に繰り上げ返済というものは選択肢にありません。繰り上げるものがない状態で繰り上げを指定できるわけがないですからね。数回以上に渡って返済を続ける見込みができて、初めて繰り上げをする事が可能になります。しかし、お借り入れから数か月経ったあとでも、繰り上げ返済という返済方法を選択する事はできないかと思います。

貸金会社にもよるかもしれませんが、繰り上げ返済というのは返済日に返済するとは限りませんよね。多くの場合、返済日の返済とは別に繰り上げ返済をする事になるかと思います。もちろん、返済日に繰り上げて返済をする事も可能になるでしょう。これは、繰り上げ返済をすると申告する日などによって、また貸金会社によって変化してきます。

現在はリボ払いとの事。例えば１０万円を借りていて、毎月５千円ずつの返済リボにしていたとします。面倒なので金利はゼロで例えさせていただきますね。単純にリボ払いを続けていると２０回返済を行う事になります。まず、３か月間リボ払いのまま返済をして、４か月目に臨時収入があり繰り上げ返済をしたいと思ったとします。そして５万円を返済しました。残りの残高は３万５千円になります。後はまたリボ払いで５千円ずつ返済していきます。

このような感じで、１度だけ返済予定よりも臨時収入などにより余裕があった時など、多く返済をさせてもらって、元金を減らす事を繰り上げ返済と言います。繰り上げ返済をして残高をゼロにする事ができれば別ですが、ゼロにならずにまだ残高があるようならば、次月から再び、選択していた返済方法に戻ります。つまり、返済方法の選択としては選べません。

繰り上げ返済をするにはカード会社など、借りている会社に電話をするのが１番です。中にはＨＰや会員ページなどで繰り上げ返済の手続きができる場合もありますが、ＨＰから設定をすると、今月だけ５万円に繰り上げるつもりが、来月からも５万円ずつのままになってしまうなど、手違いが起こる事も多いです。電話だとそんな事もないので安心であり確実です。

また、会員ページなどから手続きができない場合でも、電話をする事で繰り上げ返済が可能になる会社も多くあります。ただ、繰り上げ返済というものを認めていない会社もあるんです。というのも、返済期間が長くなる方が貸金会社は儲かりますよね。繰り上げ返済をすると返済期間が短くなってしまうので、それだけ儲けが少なくなるのです。でも、返済してもらえないというのも困るんですよね。難しい選択です。その為か、繰り上げ返済をするならば、残高の全てを一括返済してくださいと言われる事もあるかと思います。

貸金会社によって、繰り上げ返済の仕組みも少し違う事も多いです。とりあえず、ご利用になっている会社に繰り上げ返済をしたい事を相談してみる事をおススメします。できれば利用する前に問い合わせておけば、繰り上げ返済をしたいと思った時にどうすれば良いのか分かっていて安心でしょうね。カードのウラなどに記載されている電話番号に問い合わせてみましょう。

繰り上げ返済はどうやってするの？外してはいけないポイント

キャッシングをした際、早く返済すればするほど、利息が少なくて済むということを、あなたはご存知かと思います。利息が日割りでかかってくるため、１日でも早く返済すれば、その分の利息がかからなくて済むのです。キャッシングで繰り上げ返済をしたいというあなたへ、繰り上げ返済のポイントをお伝えします。

まず、キャッシングの繰り上げ返済は、一括払いを指定すると、全額支払えない場合があります。特に、海外キャッシングにおいては、事前にリボを設定していないと、自動的に一括になっていることがあります。一見すると、一括払いのほうが利息がかからなそうに見えますが、一括払いの場合、締め日から支払日までの利息は、どうしてもかかってしまいます。

リボ払いにしていると、通常は利息の支払いが多くなりますが、繰り上げ返済には有利です。それは、全額まとめて早めに返済することができるからです。一括払いの設定でも、可能な場合はありますが、やはりリボのほうが柔軟です。ただ、だらだらと支払いをしてしまうと、その分、利息が多くかかってしまうのは事実なので、一括返済が目的でない場合にリボを利用する際も、できるだけ早めに繰り上げて返済していく方法を取るようにしてください。

キャッシングで繰り上げ一括返済をする場合には、先にキャッシング会社に電話をかけて、全部でいくら支払う必要があるのかを確認しましょう。自分で計算するのも、悪くはないのですが、一括で返済する場合は、返済すべき金額が明確なほうが、確実にその後の利息をゼロにすることができます。

逆に、一括ではないけれど、繰り上げて返済したいという場合には、連絡をする必要がないケースが多いです。キャッシング会社によっても、多少、異なるのですが、通常、追加返済という扱いになっていて、適当に返済できる金額を返済し、その分の利息だけ、その後、かからなくするという方法が取れるシステムになっています。

繰り上げ返済は、キャッシングを賢く利用するための方法の１つです。だらだら払えるからといって、それに甘んじていては、かえって損をしてしまいますから、積極的に繰り上げ制度を利用しましょう。